最近、日本のバドミントンは急激にレベルアップしてオリンピックや国際大会でメダル獲得は当たり前のようになっています。
東京オリンピックで最も期待される種目の一つに挙げられ、ランキング上位の選手が目白押しです。
今回はバドミントンの世界ランキング、バドミントン協会、バドミントンのルール等について分かりやすく解説します。
これを読んでバドミントンに興味を持って頂き、世界で活躍する選手達を応援していきましょう。
バドミントンの世界ランキング
バドミントンのランキングについてはBWF(世界バドミントン連盟)が最新ランキングを毎週発表しています。12ヶ月以内の出場試合のうち高いポイントを収めた10試合の合計得点によってランキングを決めます。
2017年まで採用されていた格付けが変更になって、2018年からは新しい基準によって決まります。
グレード1 BWFトーナメント
(世界選手権・オリンピック)
優 勝 13000ポイント
準優勝 11000ポイント
ベスト4 9200ポイント
ベスト8 7200ポイント
(世界選手権・オリンピック)
優 勝 13000ポイント
準優勝 11000ポイント
ベスト4 9200ポイント
ベスト8 7200ポイント
なお、オリンピックの場合は3位決定戦があって、銅メダルの3位には10100、4位には9200ポイントが与えられます。
グレード2 BWFワールドツアー レベル1、2
優 勝 12000ポイント
準優勝 10200ポイント
ベスト4 8400ポイント
ベスト8 6600ポイント
優 勝 12000ポイント
準優勝 10200ポイント
ベスト4 8400ポイント
ベスト8 6600ポイント
グレード2 BWFワールドツアー レベル3
優 勝 11000ポイント
準優勝 9350ポイント
ベスト4 7700ポイント
ベスト8 6050ポイント
優 勝 11000ポイント
準優勝 9350ポイント
ベスト4 7700ポイント
ベスト8 6050ポイント
この下にグレード2のレベル6までと、更にグレード3まであってポイントは下がっていきます。
この他にベスト8以下の成績にもそれに応じたポイントが必ず与えられます。
2018年5月3日付最新ランキング
*男子シングルス
1位 ビクター・アクセルセン
(デンマーク)
2位 ソン・ワンホ (韓国)
3位 スリランス・K (インド)
4位 チェン・ロン (中国)
5位 石宇奇 (中国)
…………………………………………
12位 桃田賢斗
15位 西本拳太
17位 坂井一将
1位 ビクター・アクセルセン
(デンマーク)
2位 ソン・ワンホ (韓国)
3位 スリランス・K (インド)
4位 チェン・ロン (中国)
5位 石宇奇 (中国)
…………………………………………
12位 桃田賢斗
15位 西本拳太
17位 坂井一将
*女子シングルス
1位 タイ・ツーイン (台湾)
2位 山口茜
3位 P.V.シンドゥ (インド)
4位 ラッチャノク・インタノン(タイ)
5位 チェン・ユーフェイ(中国)
…………………………………………………
6位 奥原希望
1位 タイ・ツーイン (台湾)
2位 山口茜
3位 P.V.シンドゥ (インド)
4位 ラッチャノク・インタノン(タイ)
5位 チェン・ユーフェイ(中国)
…………………………………………………
6位 奥原希望
*男子ダブルス
5位 園田啓悟・嘉村健士
9位 井上拓斗・金子祐樹
5位 園田啓悟・嘉村健士
9位 井上拓斗・金子祐樹
*女子ダブルス
3位 福島由紀・廣田彩花
4位 松友美佐紀・高橋礼華
5位 米元小春・田中志穂
3位 福島由紀・廣田彩花
4位 松友美佐紀・高橋礼華
5位 米元小春・田中志穂
*混合ダブルス
22位 渡辺勇大・東野有紗
22位 渡辺勇大・東野有紗
以上が最新世界ランキングと、上位日本人選手です。
正に多士済々各種目共に世界大会、オリンピックが楽しみです。
なお、世界ランキング、速報は下記サイトでご覧になれます。
BWFバドミントン世界ランキング
https://badminton-navi.net/player/ranking
バドミントン日本の選手
冒頭で述べたように今バドミントンは東京オリンピックの有望種目です。上記のランキングを見て頂ければ一目瞭然ですが、ランキング上位を複数の日本人選手が占めていて、世界で戦う前に日本代表を争う方が厳しい状況です。その中で特に注目なのは女子シングルスと女子ダブルスです。
女子シングルスでは先週ランキング1位から2位に下げましたが、山口茜。
更にその山口と対戦成績では勝る奥原希望。
この2人が東京オリンピックのメダル獲得を競ってバドミントン界をリードしていくのは間違いありません。
また、それ以上の混戦模様なのが女子ダブルスです。ランキング3位、4位、5位を占めて激しく争っているので目が離せません。
バドミントン協会とは
公益財団法人日本バドミントン協会は1946年に設立され、東京都渋谷区の岸記念体育会館に在ります。主な活動としては
・ バドミントンの普及、指導。
・ 審判員や指導員の養成や資格認定。
・ 国際競技大会、国内競技会の開催。
・ 国際競技大会への代表選考
・ 審判員や指導員の養成や資格認定。
・ 国際競技大会、国内競技会の開催。
・ 国際競技大会への代表選考
等の業務を行いバドミントンの普及に寄与しています。
なお、ホームページのアドレスは下記の通りです。
https://www.badminton.or.jp/
バドミントンのルールの解説
バドミントンの基本的なルールについて説明します。・バドミントンにはシングルスとダブルスが あります。
・試合は1ゲーム21点先取の3ゲームマッ チです。
・サーブは右、左から交互に打ち、相手コー トの対曲線上に打ちます。
・ラリーの中でエンドラインを越えたり、インラインのシャトルを相手コートに返せなければ、相手側に得点が入ります。
・試合は1ゲーム21点先取の3ゲームマッ チです。
・サーブは右、左から交互に打ち、相手コー トの対曲線上に打ちます。
・ラリーの中でエンドラインを越えたり、インラインのシャトルを相手コートに返せなければ、相手側に得点が入ります。
その他詳しいルールはありますが、バドミントンはテニスや卓球に近い競技です。
なお、初心者にも分かりやすいルール解説は下記のURLで確かめて下さいね。
http://badminton-beginner.com/BD_game.html
最後に
ここまで読んで頂いてありがとうございます。バドミントンは野球やサッカーのようにメジャーな競技とは言えませんが、日本人選手の活躍で俄に脚光を浴びています。
他にも成績が上がってきている競技はありますが、男女、シングルス、ダブルスを問わず全ての種目で世界レベルで争えるのは日本では決して多くはありません。
これから東京オリンピックにかけて更に注目を浴びて期待を持たれるのは間違いありません。
皆さんもこれまで以上に応援して盛り上げて頂きたいと望んでいます。